そもそも、
守りと攻めの境い目って何になるのかな?
KPIの置き方ではないかしらね?
別の言い方をすると、トピックに対するメインアイデアの置き方といえるのではないかと考えています、ら
「製造品質上の不具合発生件数の最小化」と言ったら、守り?攻め?どっち?
後述することと比べると、
守りなのかもしれませんね。
で?
「設計」は、昨年に名工大で開催した事業共創WSでも注目されたテーマでした。ただし、御旗の立て方としては、「設計完成度」ではなく、「次世代設計プロセスのあり方」です。「設計完成度」が具体的に何を意味しているかによりますが、仮に製造不良の低減のことを言っているとしましょう。その場面、これは御旗として扱うのではなく、HSJのホップとして位置づけ、ステップとジャンプを考えていくことが肝要なのでしょうね。もちろん、WSではホップを掘り下げることも重要です。
大事なことなのでもう一度言うと、
設計完成度が製造不良の低減という意味合いならば、それは、「御旗」ではなく、「ホップ」。
ホップというのは、守りの意味合いが強くてまったく構わないのではないでしょうか?ステップ→ジャンプと進化する過程で、守りの意味合いが攻めの意味合いに変わっていけばいい。
ということは、
H→S→Jと推移していく過程で、守りから攻めに変わっていくように、御旗の言葉を考えることができるかどうかがすべてですね。ここが事務局の腕の見せどころでしょう。
ポイントは、
「御旗は、トピックの提示に留める」だと思います。上記の場合、「設計」であり、「設計完成度」ではない。
「設計完成度」は、
トピックだけでなく、メインアイデアにも踏み込んでしまってます。
トピックは、文章の「主語」に相当。一連の議論は、何に関するものか?という問いの答え。上記は何に関する議論か?という問いの答えは、まさに「設計」ですよね?
一方、メインアイデアは、文章の「述語」に相当。そのトピックについて、どうだというの?という問いの答え。設計完成度は、「設計について、どうなることが大事だというの?」という問いの答えですよね。
御旗は、トピックのみに徹するべき。メインアイデアに踏み込んだら、WSは、Howに終始しますよ。つまり、「どうすれば製造不良を低減できるか?」という議論です。その議論によるアイデアは、おそらく、既存Doの改善しか出てこないでしょうね。
重要なことは、
既存Doニーズの改善と
新規Doニーズの創造を
区別すること。と申し上げました。
新規Doニーズの創造は、
トピックに対して、新たなメインアイデアを考えることから始まります。
繰り返しになりますが、
御旗はトピックの提示にとどめるべき。
メインアイデアは、検討メンバーに任せるべき。
そうなると、
御旗の書き方としては、
「次世代○○のあり方」という形式に基づくことをおすすめします。
ちなみに、
昨年の名工大WSでは、
全5つのチームを立てました。
・設計プロセスのあり方
・食育のあり方
・睡眠のあり方
・「従業員各人のキャリア形成」と「企業の組織的能力向上」の好循環のあり方
・災害発生時の地域社会対応のあり方
上記の御旗に関して
各チームは花火マップを描き、
その結果を「このテーマについて、まず何ができて、次に何ができて、極め付けに何ができればいいか?」というHSJ形式でトピックに対するメインアイデアを3ステップで考えました。。Hに書かれたメインアイデアは相対的に守り。Jに書かれたメインアイデアは相対的に攻めの色合いが強い内容でした。
最後にもう一度。
御旗は、トピックの提示のみ。
メインアイデアには踏み込まない。
これを心かげてみてください。
守りと攻めの境い目って何になるのかな?
KPIの置き方ではないかしらね?
別の言い方をすると、トピックに対するメインアイデアの置き方といえるのではないかと考えています、ら
「製造品質上の不具合発生件数の最小化」と言ったら、守り?攻め?どっち?
後述することと比べると、
守りなのかもしれませんね。
で?
「設計」は、昨年に名工大で開催した事業共創WSでも注目されたテーマでした。ただし、御旗の立て方としては、「設計完成度」ではなく、「次世代設計プロセスのあり方」です。「設計完成度」が具体的に何を意味しているかによりますが、仮に製造不良の低減のことを言っているとしましょう。その場面、これは御旗として扱うのではなく、HSJのホップとして位置づけ、ステップとジャンプを考えていくことが肝要なのでしょうね。もちろん、WSではホップを掘り下げることも重要です。
大事なことなのでもう一度言うと、
設計完成度が製造不良の低減という意味合いならば、それは、「御旗」ではなく、「ホップ」。
ホップというのは、守りの意味合いが強くてまったく構わないのではないでしょうか?ステップ→ジャンプと進化する過程で、守りの意味合いが攻めの意味合いに変わっていけばいい。
ということは、
H→S→Jと推移していく過程で、守りから攻めに変わっていくように、御旗の言葉を考えることができるかどうかがすべてですね。ここが事務局の腕の見せどころでしょう。
ポイントは、
「御旗は、トピックの提示に留める」だと思います。上記の場合、「設計」であり、「設計完成度」ではない。
「設計完成度」は、
トピックだけでなく、メインアイデアにも踏み込んでしまってます。
トピックは、文章の「主語」に相当。一連の議論は、何に関するものか?という問いの答え。上記は何に関する議論か?という問いの答えは、まさに「設計」ですよね?
一方、メインアイデアは、文章の「述語」に相当。そのトピックについて、どうだというの?という問いの答え。設計完成度は、「設計について、どうなることが大事だというの?」という問いの答えですよね。
御旗は、トピックのみに徹するべき。メインアイデアに踏み込んだら、WSは、Howに終始しますよ。つまり、「どうすれば製造不良を低減できるか?」という議論です。その議論によるアイデアは、おそらく、既存Doの改善しか出てこないでしょうね。
重要なことは、
既存Doニーズの改善と
新規Doニーズの創造を
区別すること。と申し上げました。
新規Doニーズの創造は、
トピックに対して、新たなメインアイデアを考えることから始まります。
繰り返しになりますが、
御旗はトピックの提示にとどめるべき。
メインアイデアは、検討メンバーに任せるべき。
そうなると、
御旗の書き方としては、
「次世代○○のあり方」という形式に基づくことをおすすめします。
ちなみに、
昨年の名工大WSでは、
全5つのチームを立てました。
・設計プロセスのあり方
・食育のあり方
・睡眠のあり方
・「従業員各人のキャリア形成」と「企業の組織的能力向上」の好循環のあり方
・災害発生時の地域社会対応のあり方
上記の御旗に関して
各チームは花火マップを描き、
その結果を「このテーマについて、まず何ができて、次に何ができて、極め付けに何ができればいいか?」というHSJ形式でトピックに対するメインアイデアを3ステップで考えました。。Hに書かれたメインアイデアは相対的に守り。Jに書かれたメインアイデアは相対的に攻めの色合いが強い内容でした。
最後にもう一度。
御旗は、トピックの提示のみ。
メインアイデアには踏み込まない。
これを心かげてみてください。