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Channel: ひょんなことから国立大学助教授になった加藤雄一郎の奮闘記
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あー、もしかすると、「それに乗っかると、新たなアイデアが出るかどうか」をその場で瞬間判断してるのかも。

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瞬間判断なので少なからずミスってると思いますが、

これはやはり
ブラインドタッチのおかげなのかな。

リアルタイムで発話を追いかけ
追いかけるどころか、直後に発話されるであろうことを読んで、発話より先に記録できるようになると

余裕が生まれて、
発話をそのまま記録するのではなく、解釈できるようになる。それは、さきほど書きました。

さらに余裕の度合いが大きくなると、単に解釈するだけでなく、「その発話をどう解釈すれば、新しいアイデアが生まれるか」を考え始める。逆の言い方をすると、新しいアイデアが生まれるように直近の発話を解釈しようとする。

その際、
重要になるのは、語彙力。
WSを巡回していて「このグループはしんどいなあ」と感じるのは、「あーあ、そんな言い回ししてたらアイデアが出てこないだろうな」です。

「内容をまとめるだけの記録」と「後に続く発話を促すための記録」は、ぜんぜん違うんですよね。「頭はいいけど、評論家気質」の人というのは、圧倒的な確率で前者。

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なんとなく、
発話を聞きながら頭の中で「VBridge」や「ニーズ階層シート」を作っているような気がします。

いや、なんとなくではない。きっと頭の中で作ってる。だから、図を埋めたくて質問してるような気がします。

ということは、
第3段階は、「議論中に生まれる、落とし所の可能性がある個数(つまり、議論を通じて生まれた新規アイデアの個数)」という管理点に対して、点検点は「VBridgeあるいはニーズ階層シートに記入した個数の最大化」といえそうです。

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