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Channel: ひょんなことから国立大学助教授になった加藤雄一郎の奮闘記
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次回WSの進め方

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0. 未来の社会的課題および顧客Doニーズの検討

1. Doニーズリストの作成
・ 顧客Doに応える自社Doの検討
・ 顧客成長プロセスをふまえた顧客Doと自社Doの拡充

2. マネタイズシナリオの検討

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(1)

前回では
「未来の社会的課題を起点としたバックキャスティングによって、誰が、何をできるようになれば喜ぶか?」を検討しました。

各班におかれましては
前回の自分たちの検討を振り返っていただき、
「要するに、誰が、何をできれば喜ぶか?」を発表してください。その顧客Doに応えるための自社Doを答えることができる班は、併せて発表してください。

-------考えられること-------
1. 自社Doが自社単独でできるDoではない。
2.
3. 顧客Doが抽象的。Do展開が些末な段取り系Doになっている。
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1.
1) 完成品メーカを目指さない場合、自社とエンドユーザの間に存在する顧客企業を設定する。その際、既存顧客に囚われないこと。
2) Do展開する際、顧客Doと顧客企業Doと自社Doのすべてが表されることを目指す。

2.
1) エンドユーザDoと自社Doのほかに、異業種など他企業が存在する場合も検討できるなら、その異業種企業を加えたDo展開に取り組む。
2) エンドユーザに対するハード・ソフトの追加検討するとともに、前ステップで新たに加えた異業種企業向けのハード・ソフトを検討する。

3.
1) Do結果の抽象度を下げる。ペルソナ設定後、あらためて花火マップを用いて、具体的なDo結果を検討する。
2) 完成品メーカを目指さない場合、自社とエンドユーザの間に存在する顧客企業を設定する。既存顧客を想定する場合、前ステップで選んだDo結果を選び直すことも想定しておく。
3) Do展開する際、顧客Doと顧客企業Doと自社Doのすべてが表されることを目指す。

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(2)時間軸をふまえたシナリオ化

さきほどは、
顧客と顧客企業と自社の三者が登場する「顧客Do→顧客Do→自社Do」というDo展開に取り組んでいただきました。

次に、時間軸を組み込んだシナリオを考えてみましょう。重要なことは、長期にわたる顧客関係性の構築です。さきほど試しに作ってみた「顧客Do→顧客Do→自社Do」のDo展開は、それが叶えば、次の段階に進んでいくことでしょう。つまり、一連の発展過程からみれば、さきほどのDo展開は、あるフェイズの話であり、一連の過程には、その先がある。では、全体はどのようなホップ・ステップ・ジャンプで描かれるのでしょうか?

なお、このワークはすべての班が無条件に該当するわけではありません。本ワークが向かないグループは、ここを飛ばして次に進みましょう。

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(3)マネタイズシナリオ

次のうち、どちらかのアプローチに則って検討する。
アプローチ1) 複数のハード・ソフトの送り出す順番を考える。考案されたハード・ソフトを相互の親和性に着目してグループに分ける。第1陣としてどのグループを送り込むか、第2陣としてはどのグループがよいか、という要領で全4コマを描いてみる。
アプローチ2) 考案されたハード・ソフトの数が限られている場合、「そのハード・ソフトを使って、どうやって儲けるのか?」という問いの答えを思いつくかぎりリストアップする。その後、それら項目を並び替えて全4コマにまとめる。


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Do結果とDoニーズの識別
リードユーザの設定

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