なるほどなるほど。
これまで「バックキャスティング」を大事にしてきたのですが
一連の思考というのは、バックキャスティングから始めて、どこかを境にフォアキャスティングに視点を移し替えて、「道筋化」していかなければ構想をものにできないという気がしてきました。
目的に即して新たな概念を導入すること自体は良いことだと思います。しかし、導入しっ放しで、それが既存の何と違うのか、いまの枠組みをどう変えるためのものなのか、その導入によって今の何をどう変えようとしているのか、ということも併せて示さなければ聞き手からすると腹落ちさせようがない。納得のしようがない。
今回の最大の気づきは
「バックキャスティング思考は一連の検討の終盤でフォアキャスティング思考に切り替えて、現状との関係を明確に示さなければ実を結ばない」 ということなのかな。