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Channel: ひょんなことから国立大学助教授になった加藤雄一郎の奮闘記
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名古屋サブっ!(◎_◎;)

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最終新幹線で名古屋に来ました。
さ、さむいっすね。びっくりしました。

名古屋から下りの在来線に乗りましたら、
「名古屋方面の電車は終了しています。乗り過ごしにご注意ください」とアナウンスあり。

乗り過ごし

乗り過ごしといえば、
・ 勝川駅まで乗り過ごして1時間歩いて帰宅が二度。
・ 1月か2月の真冬に高蔵寺駅まで乗り過ごして4時間以上歩いて明け方に帰宅。
・ 極めつけは、気づいたら家から80km離れた岐阜県恵那。帰るのを断念し、始発まで駅周辺で野宿。

15年間で四度の乗り過ごしかあ。
恵那野宿もしんどかったけど時期が真夏でしたからね。真冬の夜中に4時間徒歩の高蔵寺が一番しんどかった


こうして書いている間に
目的地に着いた
乗り過ごさなかったヘッヘッヘ

残り14時間の攻防

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前回の投稿から9日が経過していたのですね。

いま2014年以来、3年ぶりの酷い状態に見舞われています。体力の限界はとうに過ぎているような気がします。

提出期限まで残り14時間を切りました。

戦い、終わる

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終わったんだろうか。。
いくつかの図表が暫定状態のまま17時半を迎えてしまい、やむなく提出せざるを得ませんでした

詳細は割愛しますが、
今年度中の掲載は、私にとって個人的に大変重要であるため、一発リジェクトにならない限り、その後の対応にベストを尽くしたいと思います。


今日はもうダメだ
なんも体力も残ってない

机の上は本や論文コピーで溢れかえり、とんでもないことになってます。

いまにも気を失いそうです

「学者モード」と「実務家モード」を激しく行き来する醍醐味

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今日は朝から某社向けプレゼンシートを作ってました。
さきほど骨格ができあがりました。昨日までが激しかったのでまるで病み上がりみたいな心身状態ですが、その割にはなかなかの集中力だったかも。あはは。週明けの月曜日、営業とマーケのみなさんと作戦会議がありますので、このシートを使ってミーティングに臨みます。

という感じで
今日はすっかり実務家気分でしたが、

昨日までは論文づくり。学者モード炸裂だったんですよね。にゃはは。

昨日と今日で
一気に反転し、あまりの違いの大きさで久々に実感したのですが、
実務家モードと学者モードは、心の持ちようが全然違いますねー

いやいや、心の持ちようというか、思考回路が違う。なんといいますか、その、、、学者用のCPUボードをバコっと外して、実務家用のCPUボードにスロットをはめ替えるような感じ。体は一つなのですが、別の人にスイッチを切り替えるような感覚です。いやいや、ほんとヘンなんです。この感覚は。

学者モードと実務家モードの関係は、
「演繹と帰納」の話になぞらえますと

学者は、帰納優勢。
事実・事象から導かれた原理・原則をいかに表現するかに腐心します。

一方、実務家モードの時は、その真逆。演繹優勢です。
これまでに蓄積した原理・原則たちの中から、クライアントが置かれた状況に即して取捨選択し、解くべく問題を設定して実際に解きます。

普通は、どちらかです。よね?
学者は学者。実務家は実務家。
実務家は、学者業をやらないし、
学者は、実務をやらない。

一定のサイクルで
実務家を年数もやって、その後に学者というケースは最近増えていると思いますが、

短いサイクルタイムで
学者と実務家を行き来する人って
そりゃま、いるにはいるでしょうけど、非常に少ないんだろうなと思います。

他人が編み出した原理・原則を本で学んで
自分の課題に当てはめるという演繹なら、ごくごく普通ですが、

自ら経験し、
その経験を自らの手で帰納法して原理・原則を引っ張って、
その原理・原則を次の自らの実践で試し、
その結果をもとに直ちに前述の原理・原則に修正をかける。
という繰り返しは、

めちゃめちゃおもしろい\(^ω^)/

原理・原則の仮説を作って自分で試す。
これはまさに実験だ!! 大真面目な実験!
そっかぁ、もしかしたら、この仕事に全く飽きがこないのは、日々是実験だからなのかもしれないですね。


この数日間でおもしろかったのは、、、

今週火曜日に、
上述の某社を初めて訪ねました。
いろいろ実情を伺い、「それならば、こういうアプローチでやってみよう!」というアイディアが浮かびその場で提案してきました。

帰宅後、
学者スイッチを入れて論文づくり。

前日までに7割くらいは出来ていましたが、
考察章でパンチが効いたことを書けてなくて
うーんうーん、と困っていました。

帰宅して、パソコンを開き、作業再開。

再開直後に
「ん!? あー!!今日、某社で提案したアイディアがまさにこの論文の『実務へのインプリケーション』として書くに相応しいじゃんか!」と思い立ち、

思考の豆電球が点灯している間に一気に考察章を書き上げたという次第です。

話はそこで終わらず、
火曜日に、ふと湧いて出てきた思いつきを、
論文に文章として書いたことによって、頭がなお整理され、

今日はその内容は、さっそく利用してプレゼンシートに活かされました。

たった5日間で
帰納と演繹を1往復ですね。
結構な生産性の高さヽ(´▽`)/


これだけパターンがありゃ、「ビジョンが先か?」「ミッションが先か?」という議論は収束するわけないわな。

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【パターン1】

大切な人々の未来像

未来像から見て、いま何が問題か?

その問題に対して、自分に何ができるか?

上記のできる事柄たちをまとめると、要するに自分はどんな役割を担うと言えるか?

ーーーーー

【パターン2】

大切な人々の未来像

未来像から見て、いま何が問題か?

その問題に対して、自分にどのような関わりができそうか?自分の役回りは何か?

具体的に何ができるか?

ーーーーー

【パターン3】

大切な人々の未来像

ほかの誰かではなく
なぜ、ほかならぬ自分がそれを目指すに相応しいと思うのか?
自分にどのような関わりができそうか?自分の役回りは何か?

その特質を持ってして
具体的に何ができるのか?

ーーーーー

【パターン4】

いま、何を懸念しているか?

その懸念をどうにかしようとしたら、
自分は、どんな役割を担えるか?

具体的に何ができるか?

ーーーーー

【パターン5】

これから先、何が懸念されるか?

その懸念をどうにかしようとしたら、
自分は、どんな役割を担えるか?

具体的に何ができるか?

ーーーーー

【パターン6】

これから先、何が懸念されるか?

どのような未来像を目指すべきか?

その実現に
自分はどんな役割を担えるか?

具体的に何ができるか?

ーーーーー

【パターン7】

これから先、何が懸念されるか?

どのような未来像を目指すべきか?

具体的に何ができるか?

上記のできる事柄たちをまとめると、要するに自分はどんな役割を担うと言えるか?

ーーーーー

【パターン8】

自分の特質を踏まえ、
自分が担う役割は何か?

どのような未来像を目指すか?

その実現に向けて、具体的に何ができるか?

ーーーーー

【パターン9】

自分の特質を踏まえ、
自分が担う役割は何か?

いま、何が懸念されるか?

具体的に何ができるか?

ーーーーー

【パターン10】

自分の特質を踏まえ、
自分が担う役割は何か?

このさき、何が懸念されるか?

具体的に何ができるか?

ーーーーー

【パターン11】

自分の特質を踏まえ、
自分が担う役割は何か?

このさき、何が懸念されるか?

どのような未来像を目指すべきか?

具体的に何ができるか?

ついに本番2日前。楽しみすぎで前夜は眠れないかも\(^ω^)/

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B2C代表としてのパナソニック社、B2B代表としてのコマツ社と臨むクオリティフォーラム2017が、あれよあれよという間に本番2日前に迫りました。

なにより私自身が楽しみにしていた本セッション。とてもワクワクしています。

当日は、
パナソニック社→コマツ社→私
という順で45分ずつの講演後

みんなで登壇して
ご来場のみなさまと一緒に
総合討論します。

パナソニック社の齊藤さん、
コマツ社の小野寺さんは、
両名とも私は存じ上げておりますが、
齊藤さんと小野寺さんは初めての対談になるので
どんな化学反応があるのかほんとうに楽しみです\(^-^)/


クオリティフォーラムのプログラム
→ https://www.juse.jp/quality_forum/session/#day1-b

なにを準備したところで
実際どうなるかは蓋を開けてみなければわからないのですが、そうは言ってもノープランはありえません。

議題として
ひとまず以下のラインナップを考えてみました。メモ書きの延長線上なので、ですます調で統一できておらず、申し訳ありません。

↓↓↓

【ビジョンとして何を描くか?】

ビジョンというと、自分たちの、自分たちによる、自分たちのための「目指す姿」が描かれる場合が散見されます。

 しかし、両社のビジョンは、ビジョンの内容が「自分たち企業側がなりたい姿」ではありません。顧客および社会を真摯に直視したからこそ生み出されたビジョンと映ります。徹底的な顧客志向に基づき、「顧客が実現したいこと」をビジョンとして組織内外に明示していることが特筆すべき点として挙げられると思います。

「ビジョンとは、大切な人の未来像」
という言い方はありますか?

ーーーーー
【ビジョンが顧客にもたらす効果】

ビジョンを実現するための手段としての製品・サービスが時間とともに増え続けています。両社をみていると、ビジョンは複数の商品を束ねる価値ラベルとしての役割を担っているとも思われます。

顧客はなぜ、それを買うのか?
製品ハードの機能か? ブランドが目指すビジョンか?

顧客からみたビジョンは「このブランドによって、自分に何がもたらされるのか」が示されたものであり、顧客がそのブランドと付き合い続ける期待喚起の源となるといえますか?

ロイヤルティは、次のうちどのレベルに貯めるべきか?
・ 商品レベル
・ 企業レベル
・ 両者の中間レベル

ーーーーー
【ビジョンは、VOCとの向き合い方を変えるか?】

目的がないと、誰の目から見える現場不具合の解決アイディアが頻発する。ビジョンは、いまはない新しいニーズの発掘に繋がるか?

ビジョンがあれば、
顧客の声を解釈する力を高めるか?

ーーーーー
【ビジョンは、事業に関わる各人の知見を活かす源になるか?】

企業からみたビジョンは「そのビジョンを実現しようとすれば、こんな新製品やこんな新サービスが価値実現手段として必要だ」という、ひらめきの源となるか?

ビジョンが明確に定められたことにより、それ以前と比較して商品の企画・開発などのプロセスにどのような変化が生じましたか?

トップのリーダーシップがよく言われるが
トップの最も重要な仕事は「決断」であり、
選択肢を作ることは必ずしもトップの仕事ではない。
「従業員各人の知見を活かす」は、どのレベルの話か?
職場改善など業務レベルか?
事業モデルレベルか?

ーーーーー
【ビジョンは、何がきっかけで生まれたのか?】

現在のビジョンに至った経緯についてお伺いいたします。

両社のビジョンを拝見しておりますと、「競合の動向うんぬん」というベンチマーキングはそっちのけで、これこそがあるべき姿だと思います。市場における競争が激化する中、なぜ、これができたのでしょうか?どのような経緯で、このようなビジョンが生まれたのでしょうか?

もともと社内に存在していたのか?
上から降ってくるものなのか?
もともとご自分の中にあったのか?
顧客が直接的に言ったのか?
顧客と向き合っている中で、何かを感じ始め、そして芽生えたのか?

ーーーーー
【ビジョンはいかに育まれるか?】

創業当時からビジョンがあれば
一人ひとりを束ねられるかもしれないが
創業後、長い月日が経ち、とりわけ大規模企業の場合、突然のビジョン掲揚に無反応あるいはネガティブな人もいるだろう。どうすれば一つにできるか?一つ一つの成功の積み重ねか?

両社ともに、このビジョンのもとで様々な商品が展開されています。「ビジョンを実現する手段たちを揃える」という発想が、もともとあったのでしょうか?それとも、当初はある特定の商品のコンセプトだったものが、その後、複数の商品を束ねるコンセプトに進化したのでしょうか?

ーーーーー
【ビジョンは働き甲斐】

甲斐とは『意味』。

動詞の連用形や動作性の名詞などに付いて、その行為をした効果・効験の意を表す。「生き甲斐」「働き甲斐」

動詞、またはそれに使役・受け身の助動詞の付いたものの連用形に付いて、その行為の結果としての効果・価値・張り合いなどの意を表す。 「頼み-」 「苦労のし-」 「生き-」

「何のために働くか?」という働く理由について、D. Pinkは「かつての生存や損得が理由になっていた時代はいま、人々は目的・意義のために働く」というモチベーション3.0を提唱しています。両社のビジョン内容は、「新製品・サービスを発想する源」としての役割に留まらず、社会的意義に溢れた内容になっていることから、両社のビジョンは従業員のモチベーションや仕事に向き合う姿勢にも好影響を及ぼしているのではないでしょうか?よろしければ、従業員個人の考えや行動などに起きた変化について、お聞かせください。

未読メールが458本。すみません、後日読みます。さ、風呂入ろ。

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論文作成とクライアントプレゼン準備とフォーラム準備。途切れることなくこれらに対応する必要があり、しばらくメールを一切見ることなく今に至ったのですが、

案の定、
受信フォルダは溢れかえってました。
便利な世の中になったというより、面倒になってると思うのは私だけじゃないはず。と思うんだけど。

メルマガとか含んでるならともかく、
程度の差はあれ返事を要する未読メールが458本って、どういうことやねん

返事を急ぐ場合は
メールではなく、電話ください。
ただし、その対象は、仕事の話の場合だけにさせてください。

って、
このブログで書いてどうすんねん。

「笑顔になる」は、ビジョンではない

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それは分野の違いによらず
究極のbeニーズだとは思います。

が、
それはビジョンではない。

「笑顔になだだその人は、
何を達成したのか?」
「笑顔になったその人は、
絵の中で、何をしているか?」

その答えが、
ビジョンなのではないか。

ふと、
そんな気がしました。


二者は
両派とも「ビジョンは、笑顔にすることだ」
と言っています。

しかし、
かたや自動車メーカー。
もう一方は、大学の副学長。

思い描く具体的な未来像が
同じとは到底思えない。

なぜなら、
それぞれの強みが違う。
それぞれの特質が違う。

コア・コンピタンスが違うのに、
究極的なbeニーズは同じ。

それはつまり、
究極的なありたい姿と、自らの特質の間に
何かが在る。

JUPITER

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JUPITER 歌詞
歌:平原綾香
作詞:吉元由美
作曲:HOLST GUSTAV (NON PROTECTED SHARES)


Every day I listen to my heart
ひとりじゃない
深い胸の奥で つながってる
果てしない時を越えて 輝く星が
出会えた奇跡 教えてくれる

Every day I listen to my heart
ひとりじゃない
この宇宙の御胸に 抱かれて

私のこの両手で 何ができるの?
痛みに触れさせて そっと目を閉じて
夢を失うよりも 悲しいことは
自分を信じてあげられないこと

愛を学ぶために 孤独があるなら
意味のないことなど 起こりはしない

心の静寂に 耳を澄まして

私を呼んだなら どこへでも行くわ
あなたのその涙 私のものに

今は自分を 抱きしめて
命のぬくもり 感じて

私たちは誰も ひとりじゃない
ありのままでずっと 愛されてる
望むように生きて 輝く未来を
いつまでも歌うわ あなたのために

ふと、Wの悲劇の歌詞が頭に浮かぶ。

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Wの悲劇~Woman 歌詞
歌:薬師丸ひろ子
作詞:松本隆
作曲:呉田軽穂


もう行かないで そばにいて
窓のそばで 腕を組んで
雪のような星が降るわ
素敵ね

もう愛せないと言うのなら
友だちでも かまわないわ
強がってもふるえるのよ
声が…
ああ時の河を渡る船に
オールはない 流されてく
横たわった髪に胸に
降りつもるわ 星の破片

もう一瞬で燃えつきて
あとは灰になってもいい
わがままだと叱らないで
今は…
ああ時の河を渡る船に
オールはない 流されてく
やさしい眼で見つめ返す
二人きりの星降る町

行かないで そばにいて
おとなしくしてるから
せめて朝の陽が射すまで
ここにいて 眠り顔を
見ていたいの

まだ言えませんが、いつか誰かか分かってくれる。そう信じたい。

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たぶん、
ついに潮時を迎えたのだと思うのです。

8月18日、
事態が急変しました。

半年後、
生きる世界を変える可能性が
格段に高まっています。

まだなにも正式に決まったわけではありませんから、半年後に「あれは言ってみただけでした」と言ったら、カッコ悪いこと極まりないですけどね。


あ、念のため申し上げますと
「死ぬ」という意味ではありません。自ら死のうと頭をよぎったのは、22歳の時が最後です。椎骨動脈解離が発覚した2010年11月の時は、自ら死にたいと思ったのではなく、むしろ「まだやりたいことがあるのだか、死にたくなち」と何日も泣いていたのですから。

文字通り、
住む世界を変えようと思います。

いつか誰かが分かってくれる。
そう信じたいです。

苦しいから、ビジョンがないと生きていけない。

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ビジョンを心から望むのは
いまが苦しいから。

ということはないだろうか?

世界に宗教が生まれたのか?

ビジョンは何のためにあるのか。
その答えは、はっきりしているのではないだろうか、

行き着いた先は、11年前に投稿した「孤高を持する」

WS構成、どうしようかなー

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第1回WS:未来課題の設定

1. 外部環境分析
2. 未来課題のアイデア出し
3. 具体的な将来ニーズへの落とし込み
4. 将来ニーズの充足に向けた各社の強みの検討
上記4項目のうち、1~3は企業横断型グループワーク。4は企業別グループワーク。


第2回WS:協業可能性のディスカッション

1. 各社による「自社の強み」と「強みを活かしたソリューションアイデア」の概要を全体発表
2. 上記の詳細をポスターセッションで個別対応
3. 企業横断型グループディスカッション:方向性が近い企業がグループを成し、相互の理解を深め、合作ソリューションを検討する


第3回WS:ソリューションアイデアの合作

1. 各社が個別に検討してきた合作ソリューションアイデアを、グループメンバー企業に発表
2. グループ総意としての合作ソリューションアイデアを策定
3. 今後の課題:今後の技術的な課題、必要な外部資源など今後の課題を整理する

4. 全体発表および総括

製品人生選択機会の最大化

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なんのことやらわからないですよね?
某社WSで、チームの一つが定めた共創テーマ(お星さま)です。「の」以外はすべて漢字で、まるで漢文ですね (^ω^)

なにかにつけて、「~の最小化」がやたらと目立つ我が国製造業の価値表現のなかで、「最大化」に着目した点もさることながら、最大化の対象が「製品人生選択機会」だなんてなんて素敵でしょう。そのお星さまを目指したマネタイズシナリオは見事です。

検討結果発表でこれを聞いた時、
心が躍動しました。
こういう心意気が、ほんとに大切なんだと思うんです。大切にしたいです。

直感ですが、
このソリューションアイデアは、後進のベストプラクティスになる。本気でそう思います。

そのためにも、
本件を再来月で終わらせるわけにはいかないんです。

次回WSは3週間後。
どんなハード・ソフトのアイデアを聞かせてくださるのか今から本当に楽しみです

新事業共創プロジェクト発足のご案内

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来年1月から全3回開催予定のワークセッション概要が決まりました。
すでにご案内済みの内容を含め、あらためて産業界のみなさまにご案内いたします。

新事業共創プロジェクト発足のご案内

 このたび名古屋工業大学にて、次世代半導体を活用した企業間の協業可能性を探り、新産業の創成を目指す新プロジェクトが始動することになり、ご案内のメールを差し上げました。プロジェクトの正式名称は、「窒化カリウム等次世代半導体の社会実装加速に向けた中間・後工程に係る高度な技術を有する企業群の拡大支援事業」でございます。経済産業省による地域中核企業創出・支援事業として採択されたものです。

 昨今、シリコンに代わる省エネ用半導体材料・パワーデバイスとして、窒化ガリウム(GaN)系半導体が注目されています。この次世代半導体は高周波領域で優れた特性を有しており、これからの時代の超スマート社会に活かされることが期待されています。たとえば、社会を構成する各種機器に必要な時に必要なエネルギーを供給ワイヤレス給電(無線電力伝送)が有望視されています。

 窒化ガリウム(GaN)系半導体を活用した社会実装は、半導体産業だけでなく、インフラ産業やSIer、最終製品を製造する各分野のメーカーなど、川上から川下に至る幅広い企業の参画が欠かせません。そこで、さまざまな業種に広く参集いただき、新たな協業可能性を検討するための「事業共創ワークセッション」を開催することになりました。事業共創ワークセッションでは、窒化物半導体開発に係る企業群だけでなく、次世代半導体を活用した新たなソリューションビジネスを目指す企業にも参集いただき、参加企業が自らの新規事業開発するに留まらず、他社とのコラボレーションによる新事業共創の機会と位置づけていただけますと幸いでございます。ワークセッション(WS)は来年1月に第1回を開催し、月1回のペースで全3回開催する予定にしております。本件は経産省の支援を受けておりますので参加企業に参加費用はかかりません。各回の概要は以下のとおりでございます。

第1回WS「未来課題の設定」(2018年1月)
企業横断型グループワーク形式で向こう5~10年度を見据えた外部環境分析を行い、未来課題をアイデア出しします。

第2回WS「協業可能性のディスカッション」(2018年2月)
セッション冒頭で各社に「未来課題の実現に向けた自社の強み」をご紹介いただきます。その後、協業可能性のある企業グループに分かれていただき、それぞれのグループが合作ソリューションの検討を開始します。

第3回WS「ソリューションアイデアの合作」(2018年3月)
各グループに「合作ソリューションのアイデア」と「今後の課題:今後の技術的な課題、必要な外部資源など」をご検討いただき、今後の本格的な新産業創生に備えます。

なお、
さきほど一例として「供給ワイヤレス給電(無線電力伝送)」が有望視されていると申し上げましたが、これは一例にすぎません。高周波領域の特性に優れた窒化ガリウム(GaN)系半導体の応用可能性は幅広いため、本プロジェクトにご参加いただく各社には自由な発想で新産業のアイデアをご検討いただきたいと思っております。

また、
上記WSの検討プロセスは、各社が今後社内で推進する新事業開発プロジェクトに展開可能な進め方でございます。本プロジェクトは企業間連携による新産業の創出を目指してはおりますが、各社におかれましては、「窒化ガリウム(GaN)系半導体を自社として必ず活かす」「企業間のコラボレーションによる新産業を必ず創成する」という点に過度に囚われることなく、「事業開発手法を学ぶ」というスタンスでご参加いただければと思っております。そのほうが結果として、良いアイデアが生まれる可能性が高くなると考えております。

プロジェクトの詳細につきましては、
11月29日(水)に名古屋工業大学で開催される第1回研究会にてご案内いたします。
お忙しいところ誠に恐れ入りますが、下記の第1回研究会への参加をご検討いただきますようお願い申し上げます。

ーーーーーーー
平成29年度 地域中核企業創出・支援事業
「窒化ガリウム等次世代半導体の社会実装加速に向けた中間・後工程にかかる
高度な技術を有する企業群の拡大支援事業」

第1回研究会 開催案内

日 時: 2017年11月29日(水) 14:00-17:00
会 場: 名古屋工業大学 NITech Hall(新講堂) 

14:00-14:05
主催者挨拶

14:05-14:10
座長挨拶
名古屋工業大学 電気・機械工学専攻 電気電子分野 准教授 
分島 彰男氏

14:10-15:00
招待講演1「光無線給電で拡げる無線化社会」
東京工業大学 科学技術創成研究院 未来産業技術研究所 准教授
宮本 智之氏

15:15-16:05
招待講演2「太陽光励起レーザー応用発電システムと電気自動車へのリモート給電の可能性」
名古屋大学 未来社会創造機構 モビリティ領域 研究員 
伊藤 博氏

16:05-16:50
「事業共創ワークショップの進め方:“産産連携 by 学”という新しい学の使命」
名古屋工業大学 産学官金連携機構 特任教授
加藤 雄一郎

16:50-17:00
閉会の挨拶

参加費: 無料
参加申込先:
名古屋工業大学 産学官金連携機構 佐藤


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以下、ご参考として、
本プロジェクトの目的について経産省申請書類の原文を転載します。

[目的]
 本地域では愛知県主導による文科省大型プロジェクト(知的クラスター創成事業、スーパークラスタープログラム)が実施されるなど、地域を挙げて半導体材料の研究が盛んに行われており、多くの研究成果が蓄積されている。その研究成果は国内外で高く評価されており、2014 年にはノーベル賞受賞者も輩出している。また経産省支援事業によって、名古屋工業大学と名城大学に半導体関連の研究拠点を設立するなど、事業化を 目指して中小企業を含めた研究開発を促進している。名古屋大学でも「産総研・名大窒 化物半導体先進デバイスオープンイノベーションラボラトリ」を設置し、基礎研究の成 果を効果的・効率的に応用に結びつける活動を推進し、基礎研究から実用化を目指したステージに移行している。

 一方、これらの取り組みは大学や個別の大企業の研究開発に閉じる傾向があり、特に、その成果を活用し新たな事業に取り組もうとする中堅・中小企業群が情報収集・連携等の活動がしやすい環境となっているとは言い難い。今後、次世代の半導体関連事業は、 国際的な研究開発競争がますます激化する分野と考えられ、現在の我が国の研究優位性も産業化の局面では、海外における国を挙げた強力な産業支援に後塵を拝することも懸念される。

 こうした中、引き続き国際競争に勝ち進んでいくためには、個々の企業が単独で研究開発を行うのではなく、地域、研究分野、大学・研究機関、大企業・中堅・中小企業の枠を超えてオープンなプラットフォームにより、基礎的な研究成果や技術情報等を基にして3~5年後、10年後など将来ビジョンを描き、共有し、スピード感を持って基礎 研究、応用開発から製品開発に対応できるような、ソフトな基盤を構築し、企業群の裾野の拡大やレベルアップに結びつけていく取り組みが不可欠である。

 そこで本事業では、これまで各機関でバラバラに活動していた研究会活動等に「横串」を差し、具体的な連携に結びつけるための「苗床づくり」的な活動を実施し、新たなビジネスにチャレンジしようとする中堅中小企業群が「気付く」可能性が高くなる環境を整備する。具体的には前年度実施したセミナー・研究会等の取組みに加え、新たに人材 育成のワークセッション等の取組みを実施することで、新規ビジネスにチャレンジする中堅中小企業群の人材育成の支援、および前年度構築したネットワークの強化を目指す。

いろいろなことが迫ってきている。汗汗汗

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11月中旬 論文投稿

11/14 クオリティフォーラム 講演&パネルディスカッション

11/29 名工大講演

12/1 品質管理シンポジウム 講演&総合討論ファシリテータ

12/11 BM日本大会

12/27 N社 事業価値創造プロジェクト最終発表

伝えるってほんと難しい。とほほ。

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「うちは半導体デバイスを手がけてないから参加しない」という回答が2社から届きました。

あちゃー
伝え方を間違えました。

本件の趣旨は、
「みんなで次世代半導体デバイスを開発しよう!」ではなくて、「次世代半導体デバイスをうまく使って、いいソリューションを生み出そう!」です。そのつもりのメッセージだったのですが、こりゃもう私の日本語表現力の問題です。涙涙

「いや、そうではなくてですね、、」と、食い下がる話ではないですから、はぁ、、、

書くべき文章を間違えました。しょんぼり

残り14時間の攻防

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前回の投稿から9日が経過していたのですね。

いま2014年以来、3年ぶりの酷い状態に見舞われています。体力の限界はとうに過ぎているような気がします。

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