[1回目のPDCA]
↑
わざわざ1回目と明記してあるところがミソです。
1. 目的意識の顕在化と共有
自社が実現を目指す「社会のbeニーズ」を定める。内容の明細度は特に問わない。
2. 着目すべきトピック・ラインナップ
P・E・S・Tの観点から自分たちが着目するに相応しいトピックの洗い出し
3. CSV候補の一覧化
マインド・マップを用いた各トピックに対するメインアイディアづけ
4. 中長期展望に立った共創テーマの設定
各種トピック・センテンスに対してハイライト法を用いた共創テーマの設定
5. 要求・期待項目アイディアの導出
共創テーマに従属するDoニーズアイディアの洗い出し
6. 共創プロセスの設計
文脈価値達成ストーリーとしてまとめる。
7. 新たな道具のアイディア導出
文脈価値達成ストーリーに相応しい製品・サービスのアイディアを自由に発想する。
8. 以後の戦略的意思決定項目の設定
ーーーー
上記の特徴として
1) 形骸化しがちなPEST分析を丁寧な段取りに修正した。具体的には「トピック・センテンス」の考え方を導入して、トピック(主語)の検討と、メインアイディア(述語)の検討をそれぞれ別ステップに分割した。後者には、新たにマインドマップを活用することにした。
2) 上記の詳細化を施す一方で、step6-->7については意図的に大雑把にして、アイディア導出可能性を検討者本人が感じ取りやすくした。
3) 上記の流れを組むに至った最大のポイントは、step8の追加。その背景には、「いまの自分が知っていること」だけで結論を出そうとする傾向が散見されること。たった1回の通しでまともな答えが出るわけない。1回かぎりで正解を出そうなんて考えたら、ステップをなかなか進めず、下手すれば思考停止に陥る。各ステップを確実に進めるよりも、一連のPDCAを高速で複数回まわしたほうが、最終的な精度はよほど高い。各ステップをいちいち難しく考えるより、さっさとひと舐めしてしまうほうが賢明。そうなるとひときわ大事になるのがstep8。「もう一度やり直すか?」「自分たちが現時点で知っていることだけで検討していないだろうか?」「もっと調べることはないのか?研究開発部門など他部門に参画を要請しなくていいのか?」などなど、まずは一度やってみてから「自分たちが意思決定しなければならない項目は何か?」、「その意思決定のためには、どんな追加情報が必要か?」という検討を促す。
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わざわざ1回目と明記してあるところがミソです。
1. 目的意識の顕在化と共有
自社が実現を目指す「社会のbeニーズ」を定める。内容の明細度は特に問わない。
2. 着目すべきトピック・ラインナップ
P・E・S・Tの観点から自分たちが着目するに相応しいトピックの洗い出し
3. CSV候補の一覧化
マインド・マップを用いた各トピックに対するメインアイディアづけ
4. 中長期展望に立った共創テーマの設定
各種トピック・センテンスに対してハイライト法を用いた共創テーマの設定
5. 要求・期待項目アイディアの導出
共創テーマに従属するDoニーズアイディアの洗い出し
6. 共創プロセスの設計
文脈価値達成ストーリーとしてまとめる。
7. 新たな道具のアイディア導出
文脈価値達成ストーリーに相応しい製品・サービスのアイディアを自由に発想する。
8. 以後の戦略的意思決定項目の設定
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上記の特徴として
1) 形骸化しがちなPEST分析を丁寧な段取りに修正した。具体的には「トピック・センテンス」の考え方を導入して、トピック(主語)の検討と、メインアイディア(述語)の検討をそれぞれ別ステップに分割した。後者には、新たにマインドマップを活用することにした。
2) 上記の詳細化を施す一方で、step6-->7については意図的に大雑把にして、アイディア導出可能性を検討者本人が感じ取りやすくした。
3) 上記の流れを組むに至った最大のポイントは、step8の追加。その背景には、「いまの自分が知っていること」だけで結論を出そうとする傾向が散見されること。たった1回の通しでまともな答えが出るわけない。1回かぎりで正解を出そうなんて考えたら、ステップをなかなか進めず、下手すれば思考停止に陥る。各ステップを確実に進めるよりも、一連のPDCAを高速で複数回まわしたほうが、最終的な精度はよほど高い。各ステップをいちいち難しく考えるより、さっさとひと舐めしてしまうほうが賢明。そうなるとひときわ大事になるのがstep8。「もう一度やり直すか?」「自分たちが現時点で知っていることだけで検討していないだろうか?」「もっと調べることはないのか?研究開発部門など他部門に参画を要請しなくていいのか?」などなど、まずは一度やってみてから「自分たちが意思決定しなければならない項目は何か?」、「その意思決定のためには、どんな追加情報が必要か?」という検討を促す。