さあ、
問題はここからだ。
なんせ、いままで自分が無意識的にやっていたことを振り返りながらの作業なので、
ためしに書いても「ん?俺、ほんとに普段からそんなことやってたかな?」とか自問自答が頻発しそう。汗汗。
自分自身の鍛錬のために、
とにかくやってみます。
さきほどは、
まずは自分の記憶をたどって、印象に残っている単語を書き出しました。
次にやることは複数同時並行。
1)なぜ、それらの単語が印象に残ったのか。その理由を自分がいま取組んでいることを交えて書き出してみる。
2)列挙した単語の個々について、メモ本文を参照して該当箇所をかき集める。なお、かき集めは「すべての該当箇所を漏らさず根こそぎ」でなくていい。モレなくに重きを置くと、ヘンに時間がかかる。「ひとまず」という姿勢でいいと思う。
これら2つを
頻繁に行き来しながら進めるといい。
じゃあ、自分でやってみます。
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私が書き出したのは以下の通り。
1)態度の管理、繋がりの管理
2)TQMとは包含関係
3)内的適応に相当
4)組織開発のツール。組織内部のコミュニケーション開発。
まずは、
)なぜ、それらの単語が印象に残ったのか。その理由を自分がいま取組んでいることを交えて書き出してみる。
をやってみます。
自分がいま取組んでいることとの関連、、、、
パッと出てくる単語は、
「方針管理」です。
組織が目指す目標を効果・効率的に各部門に役割分担していく手法と捉えています。
まあ、上意下達ですね。
現状の方針管理の最大の問題は、
組織内における、タテの関係づくりには有効だが、ヨコの関係づくりには脆弱。
実際の企業では、ヨコの不整合が頻発。タテの不整合も起きていると聞くけど、今回はタテの不整合はまあいいや。また次の機会にしよう。
それから、
立て続けにパッと出てくる単語は、
小集団活動。
S社など一部の先進企業を除き、多くの場合、小集団活動は「特定部門内の業務」が改善の対象。
さらに出てくる単語は、
自工程完結。「次工程はお客様」という考え方。
この発想は、
IMにも存在する。
しかし、IMにおいてこの発想は、IM全体像を構成する4象限の一つに過ぎない。
「自工程と前後工程」の関係づくりはもちろん重要。否定するつもりは毛頭ないです。そんなのあるわけない。
が、
「関係づくりは、自工程と前後工程という狭い範囲でいいのか?」という疑問が残る。
そこへ、飯塚先生の言葉を思い出す。
ご本人による正確な言い回しを探すのは後回し。
要は飯塚先生は何を言っていたかをパパっと思いだす。
先生が言っていたことは、
「環境が変われば、企業が強みとすべき能力も変わる。重要なことは、変化に適応すべく、強みとすべき組織能力を自己変革し続けること」
そう!
これこれ!
これなんです!
これが鮮明に頭に残っていたから、
さっきの単語リストアップなんです。きっと。
ということは、
次のようなイメージが、ピラミッド構造にかなり高い確率で組み込まれることになる。
個々のボックスはかなり不正確です。あくまでイメージです。
図1
この演繹の上に、もういっちょ演繹が乗っかりますね。
図2
なんか違和感があるなあ。
ここまで進捗を書いてみたけど、
この進め方でいいんだろうか??
というのは、
これまで「プレゼンテーション技術」の授業を担当していて
受講生には、「ピラミッド構造は、上から作れ。下から作るな」と言ってきたんですよね。
上記のピラミッドは、
下から作ったわけではないけど、
だからといって、一番上から作ったわけでもない。
ピラミッド構造全体の、どこかに、こういう演繹構造の箇所が存在させたい。
という意思を図で表したもの。と言えますね。
実際に作ってみると、
図1は、ピラミッド構造全体のなかで比較的上層の箇所だと思うのですが
でも、演繹一つでピラミッド全体をマクロ表現したものという言い方もありうる。
さきほど、
「図1にもういっちょ演繹を乗っけて図2」
という言い方をしましたけど、
なんとなく、
「図1のマクロを、もう一段丁寧にしたら、2段構成になった」
という言い方もできそうなんです。
自分でやってて
なんだかわからなくなってきました。
困った困った。
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すこし考えて、いま、ふと思ったのですが、
普段、私はこのタイミングでピラミッドを描いてはいないと思う。
実際に、ピラミッド構造を描き始めるのは、もう少し後なんじゃないかな。
じゃあ、もうしばらく後までまったくピラミッドのピの字もない状態で過ごしているかというと、そうでもない。
普段は頭の中で、上記のようなピラミッドを「本格的にピラミッドづくりに着手するに先駆けた個々のパーツ」として想定しながら考えを進めているような気がします。ということで、今回の実演では、上記のピラミッドは、「普段は頭の中でやっているパーツづくり」とさせてください。
【現在も実際に作業中のため、すこしお待ちください】