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Channel: ひょんなことから国立大学助教授になった加藤雄一郎の奮闘記
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【2】 人間の「主観」に目を向けることの重要性

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【ネット検索メモ2】 人間の「主観」に目を向けることの重要性
(出典は後ほど追記します)

MBOは目標を分解して達成の道筋をつける方法としては優れているけれども(※)、そもそも「何が正しい目標なのか?」を教えてくれるものではない。「正しい目標」というのは、客観的なデータ分析から導かれることは決してなく、個人の「主観」からしか生まれない。その「主観」を大切にして、「正しい目標」を立てるというのがMBBの考え方である。言い換えると、MBOは"How"を規定するものであるのに対し、MBBは"What"を規定するものである。上から与えられた成果目標を目指して、ただ単調に業務をこなしていくようでは、組織に使われてしまう。WHATを見出すためには、やはり「自分が何をしたいのか」、「何をすべきなのか」、「何が正しいと思うのか」というった「主観」こそが大切なのだ。

心を持った個は、意思を尊重されずに使われるだけでは、心身ともに摩耗してしまう。論理分析思考からはイノベーションも生まれない。今日、日本企業はマネジメント方法の転換を考えるべき時期に差し掛かっている。成果主義やMBO一辺倒のマネジメント手法に替わる、より持続的・包括的で人間性を取り戻せる仕組みが必要である。

常々思うのは、「企業の業績がいいのに、そこで働く方々の目が輝いていない」ということだ。主題は「厳しいかもしれないが、楽しく仕事をし、人とのつながりもよくなり、社会や世界にも貢献できる、そんな仕事の仕方とは何だろうか?」である。

「自分はいったい何をやりたいのか」
「自分の夢は何なのか」
「自分はどういう職場にしたいのか」
「自分はどう世界と付き合いたいのか」

マネジメントの基本は、われわれが人間であるということにあるという基本認識である。「経営において個人の思いを重視する考え方は、人間や企業をどう見るかという基本的な人間観、経営観に通じる問題でもある。つまり、人間や企業を「作業工数」「金儲けの集団」と見るのか、それとも「自ら考え、知を創造していく主体」として捉えるかである。」

これまでの社会では「経済性原理」が全面に出ていた。しかし、日本では豊さは達成されましたが、何かが足らない。という漠然とした不安や不満を多くの人が感じている。その答えは、これ以上の経済成長には無く、社会との関わり方、生き方や在り方というものにあるのではないか。これを「経済性原理」と対比する意味で「社会性原理」と呼びます。そこには一人一人の思いがあり、それは、「共通善(社会で役に立つもの)」というものに繋がっている必要があります。

企業の成長と個人の幸せのベクトル合わせがMBBの目指す新しいしくみである。自分にとっての仕事の意味、すなわち自分の仕事への「思い」を持って取り掛かることが大切なのではないだろうか。仕事と組織の「新しいOS」の再構築だ。利益や株主至上ではなく、人のやりがいや人類への価値の創造を軸足に置いたOSである。

本来われわれが持っていたい仕事への思いを差し込むのがMBBである。MBBでは、経営に必要な事業目標や年度目標の裏打ちとしての思いの存在とその質を重視する。思いのない単なる数値目標はMBBの世界では経営目標とは認められない。「なぜその目標を目指すのか」、「なぜそれが正しいのか」、「どういう世界観を実現しようとしているのか」。このような根源的な問いかけを疎かにせずに、経営目標という最高位の目標はもちろんのこと、それが落とし込まれて出てくる各部署や個人の目標にも同様に、思いを込めようと努力する。

無味乾燥なKPIを追い求める目標管理から、その背景にある志、思い、ストーリーを共有することこそが重要であるという新しい提言がなされています。

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本投稿は、「management by belief」をgoogle検索してヒットしたページから引用した情報をもとに構成したものです。出典については、後ほど以下に追記します。

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